さよなら2017年

2017年も舞台を観たので、まとめ。複数回観たやつもあるけどとりあえず各演目について感想をば。

1月
甲鉄城のカバネリ
演劇ってか謎解き。マリオとピーチ姫とクッパかよっていう芝居を見た後お姫様を助けに行くっていうやつで、なんかもう旧態依然としたそのジェンダー観…と頭を抱えてた。推しは殺陣がまだテニスラケットだった。謎解きはわりかし楽しかった。
フランケンシュタイン
柿澤×小西、中川×加藤で二回観る。完全にBLだったので頭沸騰した。北極で運命的に再開して2人で死んだのでなんかもううわああああってなった。歌の難易度もすごいし、役柄が2幕で変わるのも結構おもしろかった。韓国ミュージカルすごい。本国韓国verも観てみたい。来年やるらしいことを聞いているのでやや本気で観に行きたい気持ちになってる。
わたしは真悟
高畑充希ちゃんと門脇麦ちゃんがブランコ乗ってる最後のシーンがかわいかった…。成河がピーナッツみたいな格好して気持ち悪い動きするんだけど、それがなんともよかった。話は原作好きの人からするとイマイチだったみたいで、確かにまあ盛り上がりには欠けた。オープンリールオーケストラというグループが生演奏しての上演だったんだけど、録音した声やらを逆回転させて音楽にしたりとおもしろかった。
しゃばけ
うーん。。。。。キャスト的にミュージカルにする必要を感じず、ストレートでよかったんじゃないかと思った。なぜなら歌が下手だから。いっそリップシンクでもよかった。屏風のぞきの藤原さんの所作がすごい好きだった。

2月
ロミオとジュリエット
なぜか舞台設定が現代になっていて、主人公たちが携帯電話やパソコンを持っているので、結局連絡の行き違いで死ぬっていうなんかもう情緒もくそもない展開に劇場で倒れそうになった。「神父様からのメールを見なかったの!?」は今年聞いた一番クソなセリフだと思う。広瀬くんがかっこよくてやたらガン見した。ウェイウェイ感すごかったけど。
テニミュ六角公演
六角公演だったけど、わたしの思い出は氷帝の小早川くん宍戸さんの千秋楽の涙の美しさに全部持っていかれてしまった。せーちゃん菊丸はまだ弁当をただ開けたり閉めたりしていた。食べろ、食べてくれ。
・ビッグフィッシュ
浦井健治観に行ったんだけど、メインは父の川平慈英の物語だった。可もなく不可もなく。

3月
・炎 アンサンディ
今年ナンバーワン。麻実れいさまが素晴らしすぎたし、こんなに物語観ながらドキドキして、嫌な予感に苛まれたこともない。バスが爆発するシーンがあって、爆発物の紙吹雪が舞い散るんだけど、それがあまりに美しくて、涙が止まらなかった。来年2018は同じワジディ・ムワワドの岸リトラルがあって、演出家さんも同じなのでとても楽しみにしてます。シアタートラムで2月、まだ幕は開いてないけどおすすめです。
アルジャーノンに花束を
原作の障害の捉え方がわたしとかなりずれるところがあって、あまり好きになれなかった。「賢く」なるというのがIQがあがることで、子どもっぽいべたっとした喋り方からすらすら喋り方になるっていうのも、知的障害の表現として受け入れ難かった。星取表に幼稚園生用みたいなシールつけてたのも、解釈違いすぎて結構腹が立った。でも真ん真ん中に立ってる矢田ちゃんの歌を聴けたのはよかった。
・ペダステ
中の人の先輩後輩関係などをキャスト間に見出して楽しんでいた。鏑木くん役の彼のエゴサがすごかった。SNSの更新もなく、秋公演は鯛ちゃんに戻ってたのでちょっと心配。
・刀ミュ
推ししか観てなかった。一部の話があまりに雑というか、徳川家康と信康の話をやるのであればなぜ殺すことになってしまったのか、殺さざるをえなかったのかが物語を物語るうえで肝心要のところだと思うんだけど、そこを語るのを放棄してしまったのが本当に残念だった。愛する人を殺さねばならない葛藤はあるのに、なぜ殺さねばならないのか、はない。歴史を変えてはならないからしか理由がなくて、じゃあその歴史はなぜそのように至ったのかは物語らない。しかも結局信康生きてて農民に下ってたっていうオチも、お前らには帝王学っつーもんがないのか!って感じでなんだかなーって感じだった。でもいっつも2部で推しがかわいいから結局終わった後は頭爆発してた。
・ハイステ
テニミュから観劇趣味に入ったクチなので、主人公校が負けるってのが堪えた。最後挨拶するところ、すごい悔しそうにしてる烏野観ながら、その美しさに圧倒されてた。毎回本気で応援してしまって、どうなるのか知っていながら泣いちゃうのは不思議だけど、舞台の上での熱意に今日こそは勝つんじゃないかって思う瞬間があったからかもしれない。
・ソルシエ
良知さんの服装とメイクがとにかく好きすぎる。ピアノの生演奏で歌える人ばかり、よくまとまった作品でしかも再演としてまた練られてて、わりと楽しめた。
SHINeeライブ
ウィメンズマーチで会ったフォロワーさんに誘ってもらって行ってきた。女の子たちがそれぞれにおしゃれしてきてキラキラした目ではしゃいでて、自動制御のペンラが美しくて、アイドルがめちゃくちゃ愛されてるって素晴らしい光景だなって思った。行ってよかった。生で観ておいてよかったです。
・わたしは誰でしょう
平埜生成くん好きです。物語が合わなかった。わたしたちが語る戦争は被害のそれだけでいいのかと自問してしまった。

4 月
・チムライ
氷帝学園に踊らされた…。ファッションショーってなんなんだと未だに思う。お見送りが最後になった時があって、がっくんが「よっしゃいくぞ!」とか言いながら、宍戸とジローも一緒にレンジャーやってくれたのめちゃかわいかった…。みそしおしょうゆみたいなこと言ってた…。
・きみはいい人、チャーリー・ブラウンスヌーピー
今年のベスト2。キャラビジュアルが出た時完全にヤバイ感じしかしてなかったけど、蓋開けてみたらかわいいミュージカルで大好きなやつだった。古田一紀ライナスはもうかわいすぎて、目の前で指チュパされたとき、凝視してはいかん!と思いながらガン見した。中川晃教さんのスヌーピーのサパータイムすばらしかったし、高垣彩陽さんのルーシーが声から衣装から全部好きすぎてぜひ再演してほしい。年明けtenthで歌ってくれるかなーと期待してます。
・刀ミュ凱旋
2列目にて目の前で脱ぐ推しを観て、興奮がすごかった。ライビュも観たんだけど、カメラで見ると強制的に推し以外の視点で見るので、見たことなかったとこいっぱいあって、何故か新鮮な気持ちになってしまった。
エレクトラ
高畑充希ちゃんと白石加代子観に行った。芝居の上手い人しかいなくて、鳥肌ざわざわしていた。全然関係ないけど、カーテンコールの時席を立って壇上へ手紙を渡そうとするおじさんがいて、なんか悪意があったらおそろしいことになりそうとこわくなった。
・ハイステ
お別れの匂いのする挨拶、いつだってさみしいです。
・城塞
途中までおもしろかったのにジェンダー観が合わず。演出家さんは好きなので、引き続き観てみる。

5月
ドリライ
にちかちゃんの眩しさに、あー舞台に立ってしかも真ん中に立つ人っていうのはなにかに選ばれてるんだなって思ってた。横浜遠かったので次も横浜だったら次は泊まろう…。楽が終わった後そのままホテルに泊まって翌日ロシア行きの飛行機に乗ったので、なかなかしんどかった。
・グレートギャツビー
今年ワースト1。小池修一郎はたぶん原作読んでない。見つかってしまったらあらゆるフィッツジェラルドファンに怒られるとおもうから、もうやらないほうがいいと思う。特に謎のゴルフ対決、デイジーがギャツビーをずっと愛していたという改変、死んだ後に墓参りに来るという改変は本当にひどい。何を読んだんだお前は。観た後壁打ちが止まらなかったし、未だに新鮮に怒ってる。頼むから原作を読め。

6月
レミゼラブル
ふうかちゃんかわいすぎる。全体的に絵面が暗かった。左翼の話だと思ってたけど、ジャン・バルジャンというひとの人生の中で与えてもらったものと彼自身が与えたものの話だった。有名どころを知らんですみません。
・アンプラネット
ドルステは不文律がわかんなすぎる。宇宙人アイドルわかんない。三浦くん観に行ったけど、ホストみたいなスーツ着ててかわいかった。
・黒バス
もっくんがクズすぎる役で素敵でした。愛。

7 月
テニミュ 立海公演
途中、立海の女になるかと思った。赤也ちゃんかわいすぎるので、ルビーイズレッドというわけで赤い口紅多用しまくった。
初日に初めて座席当選を当てて感動しました。いやファンとしてほんっと申し訳ないけど一瞬いくらで売れるのか調べてしまい、万券複数枚だったのでおののいた。代替通貨なんだね…。でもそんな錬金術すると運気が落ちそうなので手元に置いてます…。
・うみのこどもたち
子ども向けの芝居。パントマイムのみで台詞なしなんだけど、ジェンダー観合わなかった。演者さんはすばらしかったし、子どもに戦争を伝えようとするその試みは評価したい。
・アザーデザートシティー
中嶋しゅうさんが亡くなられてチケットを取り直した。途中までおもしろかったのに両親と和解してつまんなくなるからびっくりした。寺島しのぶ美しすぎる。


8月
デジモン
人形劇で動くデジモンたち、かわいかった。冷房が寒すぎて後半の物語がまったく思い出せない…。気がついたらなんかでっかいやつに超進化してて、音響がやかましかった。
・幽劇
今年のワースト3位。雑、すべてが雑。感動させること見え見えのちょーテンプレストーリーをいくつも寄せ集めてぐちゃぐちゃにした、顔しか見るとこのない芝居だった。けど隣の人とかすごい泣いてたので、わたしの心が汚れきってるだけかもしれない。エグザイルのひと?が出てたので、ハイロー的なことを舞台でもやろうとしたっぽい。イケメンはたくさん出てた。
・ビューティフル
平原綾香さんで。ソニンちゃんと中川晃教さん大好きすぎる。平原綾香も歌がすごーくよかった。出頭からいきなり噛む人がいて誰だよと思ってたら、武田真治だった。がんばれ。
帝一の國ライブ
青年館の二階後方が見づらいことを知った。客降りが二階にも来て、三津谷さんがにゃんにゃんしてるのを近くで見てしまった。ぶりっ子!かわいい!
・ビリーエリオット
山城力くん。おばあちゃんの歌が好きすぎて、終わった後iPhoneに海外版の公演CD入れた。元気ないとき聞いている。友人マイケルがビリーにキスするところでの客席の笑いにブチギレてたらTwitterで友達ができたので、言っといてよかったです。

9月
テニミュ立海凱旋
すまんごめんソーリー!立海がとてもかわいかったわあ
デスノート
浦井健治で。父とリュークがキャスト変更してたけど、特に父は歌詞が聞きとりやすくなってて正直ありがたかった。浦井健治はなんかもうこういう役やらせたら天下一品だよね。出待ちの列がすごくて、そりゃああれ見せられたら、しかたないよね。その役ををどう生きてくれるのかわからないあの底なしな感じ、好きになっちゃうよなあって思いました。
・少女歌劇レヴュースタアライト
アイアで男の方が多い現場を初めて見て興奮した。ウテナセーラームーンを足して2で割った宝塚歌劇団みたいな感じだった。富田麻帆さんの殺陣がとてもよかったのでぜひ他の現場でも見たいです!
・ミュージカル美少女戦士セーラームーン
まもちゃんが早い段階で死んでくれたのでマンスプレイニングを聞かずに済んで正直助かった。敵役およびスターナイツのひとたちのお衣装のかわいさにひとり大興奮した。wowow でやるらしいから絶対録画して周りに観て欲しいと騒ぎ回ろうと思っている。
・ビリーエリオット
前田晴翔くんで。主人公たちは訛ってる英語を喋ってるので日本版は博多弁?になってるんですけど、サッチャー言いつつ博多弁ってわかるんだけどわかんない感あった。ビリー役のそれぞれがとても魅力的でできることなら他キャストでも観てみたかった。金銭的に無理でしたが。
・サーカス
可もなく不可もなく。初日に行って、カーテンコール?ミスって一曲ダメになったっぽいのにやり直してくれなかったのを地味に恨んでます。続編もあるかも的終わりだったけどもう行かないかなあ。
・アンネの日
生理用ナプキンの開発の話。好きなところと嫌いなところがあって、難しい。フェミニズムものに対してだけ評価基準があがっちゃってるのかもしれないけど、男性差別もある、なんて男に目配せするのは嫌だというのははっきりあります。

10月
・海の凹凸
今年のワースト2位。水俣病の話ししてたのに最後運動で出会った互いに配偶者と子がある男女が駆け落ちして幕が下りたので、ひっくりかえった。運動には熱心なのに家庭を顧みないとかなんか左翼男あるあるとしては、いいのかもしんないけど、水俣病ではない。石牟礼道子と思われる登場人物もいたけど、ここまでくると失礼すぎて、怒られないか勝手に心配になった。
・レディ・ベス
歴史認識も雑な小池修一郎に再度キレるやつ。エリザベス女王だけが善人のように描かれるのはどーかと思う。フェリペもひでえ。とか言いつつも古川雄大の半脱ぎをめっちゃ観てた。ロミジュリでもそうだったけど同衾してる男女をベットごとガラガラガラーって持ってくる演出をヤメロー!
・ハイステ
赤葦くんかわいすぎて後半定点観察になってたのでDVDを観ねばならない。月島くんこと小坂くんがすごいよくなってて、なんかもうこうやって化けたり、役にハマったりすることがあるから舞台って楽しいよなーって改めて思った。
fgo
物語どうこうってか、エルサレムアーサー王が人民の選別をして虐殺するって物語をゲームでやり、さらに舞台でやろうっていう神経が信じられなかった。どー考えても輸出できるアレではない。れおくん観に行ったんだけど、なんか突然死んでしまってショックだった。オジマンディアスって名前をやっと覚えたのに。
・ペダステ
公演規模があからさまに小さくなってて地味にショックだったんだけど、鯨ちゃんの手嶋純太がもうすんごくよかったので途中からそんなどうでもいい心配も吹っ飛んだ。蒼木陣くんもよかったし。キャスト変更やらでなかなか難しいけれど、醍醐くんも断然前公演よりよくなってたし、続けていってほしいなあ。というわけで次回公演も楽しみです。
・オーランドー
多部ちゃんむちゃかわ。ウルフの小説を元にした物語で、時代も性別も横断していくおもしろい物語だった。舞台装置がすてきだった。
パレスチナイヤーゼロ
今年ベスト3位。岡真理さんの解説付きで観られたこともあって、パレスチナで行われてるナクバ(大破壊)、そしてその一面としての家屋破壊のことが真に感じられた。解説という補助線があったからこそ、より直面したし、なによりその後もパレスチナのことなど本を読んだりして、考えねばという姿勢になった。ほんとに、とてもよかった。
・リトラル
リーディング公演。ギリギリ着でパンフ読んでなかったので、途中までしかやらないのを知らなくて、終わった瞬間あまりに途中すぎてどうしようかと無駄にびっくりしてしまった。来年の本公演が楽しみ。すでにリーディング?っていうような、あらゆるところから出てくる台本を読んでいく公演だった。
名誉男性鈴子
ジジイにかつぎあげられて差別的になっていく地方議員の話。噛みすぎだった。でも田嶋陽子トークショーがよかったので泣いたし、握手して写真撮ってもらったのでそれは楽しかった。
・笑った分だけ怖くなる
子猫の鍋怖すぎるんですけど…。筒井康隆なに考えてんだあのオヤジっておもった。
・チムライ六角
客席が赤かった…。さとうゆーごくんとハイタッチしたことを喜んでたけどよく考えたらそのあと全員とハイタッチできたんでした。やっぱりダビデのメイクが好きすぎる。

11月
・レディ・ベス
チケットが捌けなくて結局3回みた。親は満足してたのでよかったけど、まあ話はひどいよなってことで合意した。
・ダディロングレッグス
坂本真綾かわいすぎるでしょ…声がとにかくかわいい。わたしが好きなとこ入ってなかったりしたけど、ユーモアや聡明さで困難を乗り越え、チャンスを手に入れる女の子の話が大好きなので、満足でした。女に選挙権もないこの時代なのでまだまだだけど、フェミっぽい発言もあったよ。DVD買って布教しようとおもっている。
ロッキーホラーショー
めちゃ!めちゃ!楽しかったー!!!!!ブルーシアターのクソ音響のせいか、歌詞は一切聞き取れなかった笑 ソニンちゃんがとにかくかわいくて、あの衣装が似合うって凄すぎるし歌も踊りもハイパーキュート。上木彩矢ちゃんのメイクと衣装も愛しかなかった。ダンサーさんたちもめちゃ魅力的。もういっかい行きたかったなー。見てる間gleeでもやってたことを思い出して、終わったあとgleeロッキーホラーショー編のとこを何度も聞いてる。
・すべての4月のために
ベストには入らなかったけど佳作。森田剛より麻実れいでは?説はあるけれども、終戦間際の日本統治時代の朝鮮半島の話。みんなくっついちゃうのかよってのはあったけれども、端々に滲む不穏な空気はよかったので。臼田あさ美ちゃんが走り去っていくところがすごいどんくさくて、親近感が湧いた。
・この熱き私の激情
詩的すぎて、ちょっとわかんなかった。舞台装置はすばらしく、それぞれの女優の演技はその瞬間瞬間が写真かよってレベルで完成されてた。終わったあと作者の人生を描いた映画を観に行って、多分本国では名も知られてて、作者自身の背景も知られてるゆえの舞台なのかなっておもった。
・プライムたちの夜
浅丘ルリ子を見たくて。死ぬというのがすぐ境界線の隣にあって、演者ひとりひとりがそちら側へ行ってしまい、アンドロイドと入れ替わるというのが、ユーモアでもあり、悲しくもあった。小さい劇場でよかった。浅丘ルリ子がカーテンコールで「わたし歳をとらないので」的なことをちゃらっとのたまうのが大好きすぎる。教授もメイクバリバリのあのお顔がすっぴんなんでって言ってたもんね。
・チムライ 青学
お見送りで年甲斐もなくリョーマくんにかっこよかったです!って言ったら、帽子くいっとして「ありがと」ってニヤッとされたのがなんかもうなんかもうかわいさの暴力だったんだな?9代目とキャスト姿でハイタッチできるのはあれで最後だったのかもなあ。増やしたかったけどまあチケットなかったです。

12月
テニミュ比嘉
さみしくなるからゴールゴール言うのやめてくれー!ってなった。テニミュにはまり始めた頃に比嘉のDVD買ったから曲が結構濃く入ってて、今回歌詞そのままでメロディラインだけ変えてるナンバーが多いので、なんかちょっと変な感じがする。せーちゃん菊丸に泣かされて、ここで!その!演技!するんかい!!!!!ってまんまと心乱されてます。
・真剣乱舞祭(刀ミュ)
何度も消せ消せ言われて、これほどペンラをつけるタイミングのわからんライブは初めてだったけど、ファンの人はどうだったんだろう。キャラ同士の関係性やら不文律がわかんないので歓声が上がってる意味がわかんないことが結構あった。推しが今回も素敵だった。ダンスの上手いキャストと並ぶとかっくんかっくんなのでありありとわかって、一生懸命応援した。かわいい。かわいいぞ。
・メンフィス
濱田めぐみさんすばらしき。山本耕史もあんなに歌えるんだってびっくりした。でもまあ日本でやるにあたって、黒人は黒塗りメイクするのに白人は金髪のヅラをかぶってそのままってのはもうちょっと練られるべきだとやっぱり思うんだよね。ジェロ出すってのも歌上手いけどセリフ全然だったから、なんか????だったし。人種の違いをどういう身体的記号として表しうるかってのは、もうちょっと考えねばならないと思う。
・4stars
全員すばらしいんだけど、やっぱりシンシア・エリヴォにもうなにもかも、心まで全て持っていかれた感。城田優も知ってたけどわかってたけど、改めて見るとイケメンすぎておののいた。カラーパープル日本で見たいけどまあ無理だろうなあ。来年エビータ、コーラスライン、rentと来日が夏に立て続くようなので貯金するぞ!(無理)
・紛争地域から生まれた演劇
二つ見て3000円ってコスパよすぎた。朝のライラックのほうが好みで、これもトークショーがおもしろかった。客席に岡真理さんが座って質問もなさって、それがまた解説のような役割もあって、とにかくその場に同席できてよかった。夏に見たパレスチナイヤーゼロにも渡辺真帆さんの翻訳で、そして質疑応答も大変わかりやすかったので、お名前覚えて追いかけようとおもう。
ドッグファイト
宮澤エマちゃんがとにかくすごい。すごいかわいいのにスカート丈や髪型、メイクで芋くさく見えるのが不思議で、そして演技も上手かった。ハマリ役。ドッグファイトっていうブスな女の子を連れてきたやつが勝ちっていうゲームの話だったけど、女の子を傷つけるのを悪ふざけとして割り切れなくて、例え反省してたとしても胸がつぶれそうだった。そういう意味ではリアルだったのかも。

ジェンダー観があわない!みたいなことが多かったなあ。安心して観られるのは輸入舞台ってことが多かったかもしれない。来年は来日公演が多いから今から楽しみ。
来年のチケットも既に持ってるからまだまだ死ねない。頑張って生きるぞ!